どれほど、素晴らしいFX手法でも、やり方だけを読んでも、わかりにくいですよね。
ですから、本日は大好評の「相場の原理原則手法」を実際のリアルトレードで、どのような準備をし、何を見てトレードしているのかについて見ていましょう。
直近の6月19日のGBP/USDのトレードに関してです。皆さんもご自分のチャートからご確認いただけます。
この記事を通して、勝率70%以上を誇る「相場の原理原則手法」のトレードの仕方について、より具体的に理解することができるでしょう。
また、今回は微益で終わってしまったものの、より多くの利益を得ることができる可能性についても知ることができました。
その改善点についてもよりよく知ることができるでしょう。
目次
トレードをおこなうまでの、相場の環境認識
トレードの準備の段階では、下のチャートに示されていますように、青線で小さな戻り高値ができている状態が見えています。
そして、赤い太線で示されているのが、大勢のトレーダーにより、本当の戻り高値と意識されている場所だと考えていました。
それと同時に、黄色いトレンドラインが、はっきりと出ていますので、その両方を抜けてくるのを待っていました。
その後、下のチャートのように、青い戻り高値ラインを抜いてきましたが、まだ黄色いトレンドラインで抑えられている状態なので、まだまだエントリーしてはいけません。
このまま、トレンドラインに当たって、価格が叩き落とされてしまう可能性があるからです。
それから、やっと下のチャートの状態になり、しっかりと実体でトレンドラインも抜けて確定しました。
その後、戻り高値のラインとトレンドラインにリテストに(確認するように戻る事)をつけて行ったので、これは必勝パターンです。
こうなると、15分足で切り下げラインを引けるような、小さな下落トレンドを作ってくれるので、その段階で15分足に切り替えます。
下のチャートがその時の15分足の状況です。
15分足で引いた、切り下げラインを抜けたところでエントリーできました。
でも、ほとんどブレイクアウトに近いようなエントリーになってしまいましたね。
その後は、予定通りエリオット波動定規に合わせて IFO 注文で利確と損切りの設定をして見守るばかりです。
その後、価格は順調に伸びていき、トレードは終了です。
いかがでしたか?このエントリーまでにどれほどの優位性を武器にトレードしていると思われますか?
以下の7つの武器です。
トレードの優位性を得る7つの武器
- 戻り高値抜け
- トレンドライン抜け
- ダウ理論でのトレンド転換
- 15分足での切り下げライン抜け
- 15分足での戻り高値抜け
- エリオット波動の第3波
- エリオット波動定規による利確
これほどの優位性を並べるからこそ、プロトレーダー達となんとか対等に勝負ができるのです。
ですから、安易にサインツールや高額インジケーターなどで、勝てるわけがない事が、わかるのではないでしょうか?
このトレードから学ぶべき改善点
とりあえず、トレンド転換の最初の部分を取ることはできましたが、もっと美味しい部分がその後に待っていたのです。
下のチャートにありますように、その後の流れを見てみますと、価格はどんどんと伸びていき、赤い水平線で示されている本当の戻り高値を抜けた段階で、小さな押しをつけています。
ですから、その段階でブレイクアウトで狙っていくのも出来ました。(実際には早朝だったためにおそらく不可能であったかも)
その後、朝7時の段階では、よりはっきりとした押しを作ってくれているので、こちらも同様に下の図のように切り下げラインを引いて、もう1回、同様のトレードを行うことができたと思われる
こちらの方が値幅も大きいため、より良いトレードになりそう。
とはいえ、相場の格言「頭と尻尾はくれてやれ」に沿って考えると、頭の部分に近づいているので、少し危険な場所でもある。
そのため、下のチャートにあるように利確をエリオット波動定規では無く、この親波のネックラインにすると、ドンピシャで止まっているので、そのような調整が必要。
このように、たった1回のトレードから多くの教訓を引き出していくことが、トレーダーとして生き残るために、必要不可欠な事なのです。
まとめ
相場の原理原則に従って7つの武器をフル活用して勝負する必要がある。
- 戻り高値抜け
- トレンドライン抜け
- ダウ理論でのトレンド転換
- 15分足での切り下げライン抜け
- 15分足での戻り高値抜け
- エリオット波動の第3波
- エリオット波動定規による利確
これらを確認する事により、相場で確かな優位性を発揮できる。
本日も、最後までご覧下さり、本当にありがとうございました。
最速 FX ブログのケンジでした。
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