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長期足に対して逆張りのエントリー:利確幅を欲張らない。リアルトレードから学ぶ

この記事は約6分で読めます。

2019年7月17日に、とても順調なトレードをおこなうことができましたので、そのリアルトレードからエントリー時の考え方や、損切り値などを考察していきたいと思います。

 

 

この記事を通して、「相場の原理原則手法」のリアルトレードでの、より具体的な使用法について、はっきりと理解することができるでしょう。

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結論からお伝えしますと2勝0敗で獲得ピップスは60pipsでした。

 

では、1つずつ順番に考えていきましょう。

 

目次

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AUD/USDの1時間足デイトレード、7/17

 

4時間足の環境認識

 

まずは、4時間足で環境認識をおこなってみますと、下の添付チャートの通り、一旦は直近高値「A」を抜くものの、その後、再び安値「B」を抜いてしまい、全体の流れはどっちつかずの状態のように見えます。

 

 

ただ、その後もう一度、直近高値を狙いに行くものの「C」その高値を超えることができず、再び落とされてしまっている状況が分かります。

 

ですから、長期足の流れがはっきりしていないので、大きく狙っていくことができる場面ではないことがわかります。

 

では、それを踏まえたうえで、1時間足を見ていましょう

 

1時間足のエントリー根拠を確認

 

17日朝の段階で、大きな陽線をつけ、一気に直近の戻り高値とトレンドラインも抜けてきていることがわかります。「D」

 

 

そして、その後いったん押しをつけて、押し目買いの良いポイントまで戻ってきましたので「E」、この段階で15分足に切り替えます。

 

15分足での最終エントリー

 

そうしますと、親切にも下の方でダブルボトム状態を作ってくれていますので、15分足でも直近の戻り高値を抜いてくる位置「F」にエントリーポイントをIFO注文で仕掛けました。

 

 

利確のポイントですが、4時間足の環境認識で

「左側に見える直近の高値が、それよりずっと前の高値を抜くことができず、大きなダブルトップの形になってしまっていますので、利確幅を多めにとることができない状態」

になっていました。

 

ですから、ここはエリオット波動定規に合わせて、小さめに取るように意識しました。

 

 

そうしますと、その後15分足レベルの戻り高値を抜けて、1時間以内には利確に到達しました。

 

利確幅は16.1pipsでした。

 

 

その後の流れはいかがでしょうか?

 

利益確定後の動きと反省

 

この記事を書いている段階のチャートが、以下の通りです。

 

 

やはり狙い通り、直近の高値の部分でかなり揉み合ってしまっているのが見て取れます。

 

ですから、今回の場合は上に抜けていきましたが、たたき落とされた可能性も十分にあったと思われるので、利確ポイントとしては最高であったのではないかと感じています。

 

では、次にGBP/USDのエントリー考察をおこなってみましょう。

 

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GBP/USDの1時間足デイトレード、7/17

 

まずはいつも通り、4時間足での環境認識からです。

 

 

環境認識的に言えば、明らかに下落トレンドの真っ最中です。

 

そして、さらに強力なトレンドラインが上にのしかかっている状態が分かります。

 

ですから、長期足的に買いでのエントリーは「逆張り」の状態になってしまうために、これも上記のエントリーと同じで利確幅を大幅に取れるような状況ではないことがわかります。

 

そのことを頭に置いておきながら、1時間足に切り替えましょう。

 

1時間足のエントリー根拠の確認

 

17日朝の段階で、短期トレンドラインと直近の戻り高値を抜いてから、その後、きれいな押し目を作ってくれている状況が分かります。「A」

 

 

この押し目自体も、直近のネックライン付近まで入り、フィボナッチ的にも50%位まできれいに入ってきてくれていますので、長期足的には逆張りの形ですが、思い切ってエントリーを仕掛けてみようと思いました。

 

そして、その押し目ができた段階で15分足に切り替えます。

 

15分足での最終エントリー

 

以下の15分足のチャートのように、これもまた押し目ポイントでダブルボトム「B」を形成してくれていたので、そのダブルボトムのネックラインを少し抜けたところに、IFO注文を仕掛けておきました。

 

 

利確のポイントですが、これもやはり長期足に対して逆張りですし、親波の50%の位置でもむことも十分に予想できていたました。

 

そこで、少し短めのエリオット波動定規を当てて、親波のフィボナッチの50%よりも手前の段階で終了するように仕掛けておきました。

 

そして、今回は少しもみましたが、夕方5時半ごろにはスムーズに伸びていってくれて、利確ポイントに到達してくれました。

 

 

このエントリーは、44pipsのトレードとなりました。

 

 

その後の動きを見ていますと、やはり親波のフィボ50%のところで揉み合っている状況が見て取れます。

 

利益確定後の動きと反省

 

そしてその後、フィボ50%をさらに抜けて、4時間足レベルのトレンドラインさえも抜けている状況が見て取れます。

 

 

しかし、この4時間足レベルのトレンドラインと喧嘩をするのは、あまりにもリスクが高いですので、考え方としては良かったと思います。

 

しかし、それでも上にどんどんと伸びてしまっているので、少なくともフィボナッチの50%位までは、狙っても良かったのかなと思いました。

 

ただ、本来の目的のエリオット波動の第3波の部分は確実に取れているので、エントリー自体は満足しています。

 

2つのエントリーから学べる事

 

このように今回の場合は、長期足での流れに対して、逆張り的なトレードであったり、長期足の流れがはっきりしていない中で、わずかな優位性を刈り取っていくエントリーとなりました。

 

その分、思い切った利確幅は取れませんでしたが、それでもストレスなく取ることができたので、引き続き来週から長期足との流れが一致しているような部分は積極的にとっていければと思います。

 

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まとめ

 

AUD/USDに関しては、長期足の流れが、どっちつかずの状況であったためより積極的に狙うことができない状況であった。

 

そのため、16pipsほどのわずかなトレードとなったが、それでも1時間ほどですぐに利確ポイントに到達するストレスの無いエントリーであった。

 

GBP/USDに関しては、長期足に対して逆張り的なトレードであり、上から強力なトレンドラインも降りてきていたので、親波のフィボナッチ50% ラインまでを限定的にとっていく形でトレードすることができた。

 

本日も、最後までご覧くださり、本当にありがとうございました。

 

最速FXブログのケンジでした。

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