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専業トレーダーの1週間と1日のスケジュール:大変なんでしょう?

この記事は約7分で読めます。

皆さんが、もし、兼業トレーダーまたは、これからFX投資を始めたいと考えておられる方なら、「専業トレーダーになることができたら、一体どのような生活になるのだろう」と考えておられるかもしれません。

 

本日は、専業トレーダー、ケンジの1週間と、それぞれの1日の予定についてお伝えしていきたいと思います。

 

また、この記事を通して、兼業トレーダーであっても、どのようなスケジュールでトレードをおこなったら良いのか?についても学びが得られると思います。

 

それは、本当に必要な時だけチャートを監視するという事です。

 

 

では、まずは週末から。

 

目次

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専業トレーダーが土曜日、日曜日におこなうべきこと

 

1週間のトレードの成功は、この土曜日、日曜日の準備によって決まると言っても過言ではありません。

 

うれしくも、悲しくもあることですが、FX相場は土曜日、日曜日はお休みとなっています。

 

しかし、週末は何もせずに遊んでいると言うわけではありません。

 

もちろん、家族や友人などとの時間は大切にしますが、相場のことを忘れて良いわけではありません。

 

主に、土曜日、日曜日に2つのことをおこないます。

 

①:1週間の負けトレードを分析し蓄積していく作業

 

 

これが、プロと素人の1番の差である、と言うことができるかもしれません。

 

負けトレードを振り返るというのは、決して楽しい作業ではありません。

自分の失敗を見せつけられるわけですから。

 

しかし、その負けトレードの半分ほどには、必ず負けた理由が存在します。

例えば、その一例として、以下のチャートをご覧ください。

 

 

この場面では、自分の考えでは、きちんとラス押しもトレンドラインも抜けて、エリオット波動の第1波が出たと考えました。

 

しかし、最初の押し目は小さかったので、見逃しました。

その後、よりハッキリした押し目が出たので、これは万全と考え、15分足に切り替えてから精密なエントリーをおこないました。

 

しかし、実際には、すぐに叩き落されて損切り!なぜでしょうか?

 

今の部分を4時間足で見てみましょう。

 

 

なんと、4時間足での極太のトレンドラインがあるではないですか?

 

これを、先ほどの1時間足に当てはめてみるとどうなるでしょうか?

 

 

この4時間足の存在を知っていたら、絶対こんなところでエントリーしないですよね。

 

上記で述べた、「負けた半分には原因がある」とはこういう事です。

 

このように、負けたエントリーから、その原因を洗い出し、再び同じことをしてしまわないように、それをExcelデータとして集めていく作業が休日の1つ目の仕事です。

 

こうして、「原因のある負けエントリー」をすべて無くしてはじめて、勝率70%以上を誇る手法が完成するのです。

 

②:来週のエントリーにそなえ、各種ライン引き、通貨厳選作業

 

もう一つの仕事は、来週のエントリーに備えて、日足、4時間足、1時間足と順番に確認をしていき、トレンドライン水平線を引き直す作業していきます。

 

そして、現在、監視している9つのチャートの中で、明らかにレンジで揉み合っている状態が見られる通貨があれば、下記の添付図のようにそのチャートをたたんで見えなくしておきます。

 

 

大抵の場合、揉み合っている相場は、世界中のトレーダーたちも、方向性が見えないと考えているために、そうしたチャートは不安定な動きをします。

 

そうであれば、いっそのこと、1週間チャートを見ることなく、1週間後にきちんとした形を作ったかどうかを確認する方が、優位性が高いのです。

 

それとは対照的に、月曜日からエントリーのチャンスがありそうなものは、下記のチャートの様にグリットを表示して、他の通貨よりもすぐに確認できるようにしておきます。

 

それと同時に、トレンドラインや水平線などにアラート(メール)をセットして、それらのラインに触れたときに、エントリーチャンスを逃さないようにもしています。

 

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専業トレーダーの平日のスケジュール

 

平日は毎朝6:30に起床し、チャートをチェックするようにしています。

 

そして、エントリーすることができる状態であれば、IFO注文を仕掛けて、約30分から1時間ほどでチャートを閉じるようにしています。

 

その後、午前中は大抵の場合、東京時間で動きもそれほど活発ではないので、体を動かしたり、ボランティアをおこなったり、ブログを書いたりとFXトレード以外のことをおこなうようにします。

 

その後、夕方の4時ごろから、ロンドン時間が始まりますので、そのぐらいに、もう一度チャート確認するようにし、ラインを調整したり、IFO注文をおこなったりしていきます。

 

それでも、ずっとチャートに張り付いているわけではなく、Eメールラインをセットしてありますので、メールが届くまではパソコンは開いたままチャートを見ないようにしています。

 

 

チャートを見るのは、夜の11時までとし、それ以降はパソコンを閉じて寝ます。

 

ですから、1日の中でチャートを見るのは、朝起きた時と、夕方の4時と、夜の8時ごろと、寝る前の合計4回のみです。

 

そして、常に意識しているのは、エントリーできそうなところを探すのではなく、誰が見てもエントリーできる場所が来たのみ、トレードをおこなうということです。

»「プロトレーダーに唯一勝てる方法:2つの待つ」はこちら

 

大抵そのような場所は、世界中のトレーダーが意識している場所なので、素直に伸びていってくれます。

 

そして、金曜日は週末を持ち越す可能性があるので、すこし、シビアにエントリーし、自信が持てるときのみエントリーをします。(なにか妨害線があったらやめる!)

 

いかがでしたか?

 

皆さんは、専業トレーダーの生活というと、何枚ものモニターを並べて、その動きを瞬時に見抜いて、エントリーポイントが来たら、どんどんとトレードをしていくというイメージを持っておられるのではないでしょうか?

 

しかし、私自身はノートパソコンがたった1個あるだけで、そこに9通貨のチャートを並べているだけです。

 

たったそれだけでも、専業トレーダーとして生活をしていくことができるのです。

 

皆さんにとって、専業トレーダーというもののハードルがぐっと低くなったのではないでしょうか?

 

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まとめ

 

専業トレーダーが、週末におこなうことが2つある。

 

①負けトレードの分析と対策、そして、エクセルへデータストック

②来週、月曜日からのトレードに備えて、上位足を含めてトレンドライン、水平線を引き、エントリーできそうなものには、グリットを表示させ、わかりやすくする。

 

専業トレーダーが、平日におこなうことは1日4回ほど、たった1台のパソコンを使って、チャートを監視すること。

そして、誰が見てもエントリーできそうなポイントに、アラートとメール送信機能を備えたラインを仕掛け、そのメッセージが届いた時のみトレードしていく。

 

本日も、最後までご覧くださり、本当にありがとうございました。

 

最速FXブログのケンジでした。

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