前回の記事ではFXの基本はダウ理論であり、そのためには、FXチャートの波形をしっかり認識できるようにする訓練が、必要であることを学びました。
では、実戦練習と共に体に染みつけていきましょう。
まずはチャートの準備からです。
目次
FXチャート波形認識:準備
まずは下の添付図をご覧ください。前回の記事の説明の通り FX のチャートはジグザグに進んでいきます。
では、そのジグザグの波形が、はっきりわかるようにチャートに線を入れていきましょう。
線を入れるのに助けになるインジケータは以下のサイトで無料で配布されています。
上記のサイト様は、様々な有益なインジケーターを無料で配布してくださっています。今後も活用することになるかと思います。
インジケーターの導入方法に関しては、詳しく扱っているサイトがあるかと思いますので、そちらをご参照ください。
このインジケーター(HT_Line_Draw_V1.00.ex4)を 、MT 4に導入してパラメーターの入力の、タブの中にある連続描画モードを選択してください。
そうしますと、キーボードの C ボタンを押すとライン引きが開始され、その後、クリックをするたびに、連続でラインを引いていくことができます。
そのようにしてチャート上に、波をどんどん描いていく練習をしてください。
そして波を描くことができたなら、もう一度 C ボタンを押すとそこで終了することができます。
こうした練習を積み重ねることによって、無視すべき小さな波(ノイズと呼ばれる)と、世界中の人々から認識されている重要な波を、ある程度に見分けることができるようになっていきます。
この波を見分け違ってしまうと、トレンドが転換したと思い、負けてしまうことがあるのです。
FXチャート波形認識:実践
では、下にまっさらのチャートを添付いたしましたので、そちらの画像をご覧になりながら、自分の頭のイメージの中で、もしくはプリントアウトして、自分だったらどのような波の線を描くかを考えてみてください。
いかがだったでしょうか?
もちろん波形の描き方に完璧な正解はありません。
でも、私だったらこのように波形を描きます。
きっと、「えーおかしいよー」と思われるところもあるかもしれません。
ただ、大切なのは、ある程度、波をざっくりととらえ、細かなノイズに左右されないようにすることです。
では、もう一枚行きましょう。波を描いてみてください。
いかがでしたか?こちらはちょっと複雑でしたよね。
この二枚のチャートは、今後の記事で、残りのトレンドラインやエリオット波動を使って、実際にエントリーするポイントを解説するまで使用していきますので、真剣に考えてみてください。
ちなみに私は、このように描きます。
おそらく、一か所、右に方で小さなノイズのような波を「なぜカウントしているの?」と思われたかとおもいます。これは、無視しても大丈夫ですが、次回のラス押しについて考えるときのためにあえて、カウントしました。
それはさておき、まずはこうした練習を何時間か行い、波形を描きながら進んでいく FX のチャートのイメージを身につけてください。
こうした事柄ができれば、次回扱う、戻り高値と押し安値を認識することができます。
この押し安値と戻り高値を認識することが、ダウ理論の根幹になっているのです。
ではその点については次回お伝えしたいと思います。
是非、この記事をパッと読むだけで終わってしまうのではなく、自分でも MT 4を利用して、波形を認識する練習をしていってください。
まとめ
ダウ理論を学んでいく上で重要なのは 、FX のチャートは平泳ぎのように、波形を描きながら進んでいくことを認識することだ。
そうした、波形を認識する練習をすることによって、無視すべき小さな波と認識すべき重要な波を区別できるようにする必要がある。
この手法の全貌を手っ取り早く知りたい方はこちら!
本日も最後までご覧くださりありがとうございました
最速 FX のケンジでした。
コメント