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FX初心者が大損しない勉強法 その⑩:マルチタイムフレーム(短期足)

この記事は約6分で読めます。

前回の記事では、押し目買いとブレイクアウトを、相場の環境に合わせて使い分けていく方法について、勉強することができました。

 

本日は、それらの方法を用いてエントリーを行う時に、短期足(15分足)に切り替えてエントリーを行うことによって、1時間足と15分足の2種類の足で、証拠を積み上げていく方法について、お伝えしたいと思います。

 

複数時間足を用いたトレードつまり、マルチタイムフレーム分析というものを用いることによって、あなたの手法は65%以上の勝率を達成することができるようになります。

 

 

目次

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マルチタイムフレーム分析(MTF分析)とは?

 

マルチタイムフレーム分析とは、を見てを見てを見るという考え方です。

自分が普段見ている監視足(1時間足)は、によって表されており、私たちが最も長い時間、見続ける時間足になります。

それにに加えて、もっと広い視野でつまり、で表されている長期足(4時間足や日足)のような時間足で、これから行く先に大きな壁(長期足の強力なライン)が立ちはだかっていないかの確認をするために必要になります。

 

そして、本日考えるエントリー足(15分足)はによって表されており、エントリーポイントに来た時にだけ、使用することなります。

 

短期足に切り替えるのが早すぎると、目線が枝だけに向いてしまい、簡単に損切りされてしまいますので、必ず、1時間足でエントリーポイントに来てから短期足に切り替えるようにしてください。

 

ただ、なぜ私たちはエントリーをする時に、15分足などの短期足に切り替える必要があるのでしょうか?そのまま、1時間足でエントリーしてはいけないのでしょうか?

 

実例を見ていましょう。

下記のチャートをご覧ください。

 

 

 

いちばん右側に、これまで勉強してきたように、トレンドライン抜けと戻り高値抜けを果たした優秀な第1波が形成されています。

その後、第2波の押しを作っている状況が見られると思いますので、初心者の方であれば、ある程度戻ってきたところで、エントリーしてしまうかもしれません。

 

しかしその時の15分足をご覧ください。

 

 

このチャートを見てみますと15分足は下落トレンドの真っ最中にあることが分かります。

 

では、その後チャートはどうなっていきましたか?

 

 

そのままズルズルと落ちて行って、反対にラス押しとトレンドラインを抜けていってしまったのです。

もし、1時間足だけを見て適当なところでエントリーすれば、そのまま損切りになってしまうことがあるのです。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

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マルチタイムフレーム分析(15分足)を使ったプロのエントリー

 

では、15分足を使ってどのように、高勝率のエントリーをおこなうことができるのでしょうか?

 

それはとても簡単です。1時足でおこなっていることを15分足でもおこなえばよいのです。

 

当然のことですが、エリオット波動第2波(押し)を形成している時には、15分足は下落トレンドを形成しています。

 

ですから、その下落トレンドに引かれるトレンドラインと、そこで形成されるラス押し値を抜けたところから、エントリーを行えばよいのです。

 

そうすることによって、あなたは1時間15分足の目線が完全に揃ったところで、エントリーを行うことができるのです。

 

このようにして行けば、先ほどの実例のような下落を、平然とスルーすることができるのです。

 

これが勝率が上がっていく秘訣です。

 

では、実際に、1枚のチャートを使ってそのことを確認してみましょう。

まずは、1時間足でエントリーの条件が整ったことを確認します。

 

 

その後、1時間足でエントリーできるところまで、押し目を作ったところで15分足に切り替えます。

 

 

そこに、トレンドラインとラス押しのラインを引き、その少し下にIFO 注文で売り注文を仕掛けをしておけば良いのです。

 

もし、そのまま値段が上昇していき、もっと深い押しを作りに行ったような場合は、エントリー自体をもっと深い場所に移動します。

そうする事によって、あなたはさらに有利なポイントで、エントリーをすることができるようになります。

では、結果はどうでしょうか?

 

 

このように相場の中で、「2つの時間足の目線がそろう」という優位性を重ねていくことが、勝ち組トレーダーとして安定していく秘訣なのです。

 

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マルチタイムフレーム分析を使ってのエントリー実践練習

 

では、これまで学んできた1時間足と15分足を使ったエントリーを、実際におこなってみましょう。

 

これまで使用してきた1時間足のチャートと、エントリーポイントで使う必要のある15分のチャートを貼り付けます。

どうぞ、短期足にトレンドラインとラス押しを記入し、どのようにエントリーしたら良いのか、という感覚を体験してみてください。

 

 

 

いかがでしたか?

 

このように短期足を用いれば、最も適切な位置でエントリーを行うことができるということが、分かるのではないでしょうか?

正解は以下の通りです。

 

 

このように、1時間足と15分足を組み合わせて、エントリーを行うことによって、あなたのトレードはプロに近い、つまり優位性の極めて高いトレードになるのです。

 

次回の記事では、反対にに相当する長期足をできるだけ簡単に、自分のトレードに取り入れていけばよいのかを考えてみましょう。

これを知ることにより、せっかく辛抱強く待ってエントリーしたのに、叩き落されるということがなくなります。

ご期待ください。

 

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まとめ

 

1時間足でトレンドラインとラス押しも抜けて、エリオット波動の第2波の戻りを形成したところで、15分足に切り替えてエントリーする必要がある。

 

なぜなら、押しを作っている最中は15分足では、下落トレンドの真っ最中であるため、そのまま下落していって、損切りになってしまう可能性がある。

 

それを防ぐために、15分足にもトレンドラインとラス押しを記入し、それを抜けたところでエントリーを行うことによって、1時間と15分足の目線が完全に揃った優位性の高いポイントでエントリーを行うことができる。

 

この手法の全貌を手っ取り早く知りたい方はこちら!

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最後まで、お読みくださり、本当にありがとうございました。

 

最速FX のケンジでした。

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