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FX初心者が大損しない勉強法 その⑪:マルチタイムフレーム(長期足)

この記事は約5分で読めます。

前回の記事では、短期足(15分足)を使って、より精度の高いトレードをおこなう、つまりマルチタイムフレーム分析を使ったエントリーについて勉強することができました。

 

今日は、それとはまったく反対の長期足(4時間足や日足)をどのように、自分のエントリーに取り込んで行けば良いのかを一緒に考えてみましょう。

 

 

長期足の流れを、エントリーに取り込んでいくことによって、あなたのエントリーは、さらに2から3%の上昇を見込めることでしょう。

 

そして、この講義が「FX初心者が大損しない勉強法シリーズ」の最後となりますので、これまで勉強した事をすべて当てはめれば、全体で70%を超えるトレードをおこなう事ができるようになるでしょう。

 

目次

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マルチタイムフレーム分析:長期足

 

相場の中で、長期足はで例えられていますように、現在、私たちがトレードしている波の大きな流れを表しています。

 

ですから、私たちは、毎日のようにそれを確認する必要はありませんが、エントリーポイントの近くに、長期足で形成される強力なトレンドライン水平線があるときには、絶対にそれを無視することはできません。

 

なぜなら、監視足(1時間足)などでエントリーのサインを表していたとしても、それが長期足のトレンドラインに接するような場合には、どれほど良いサインを出していても、叩き落されてしまうからです。

 

では、実際にエントリーのサインが整ったにも関わらず、長期足のトレンドラインがすぐ近くにあったために、エントリーできなかったチャートを見ていましょう。

下記のチャートをご覧ください

 

 

このチャートに示されていますように、確かに戻り高値とトレンドラインを抜けて、優秀な第1波が発生しているように見えます。

しかし、自分が狙おうとしている利確ポイントが、どこまでかをエリオット波動定規を用いて測ってみると、長期足のトレンドラインに当たってしまうことがわかります。

では、その後はどうなったでしょうか?

 

 

ですから、このような場合には、エントリーを見送る必要があるのです。

 

 

もちろん、時折、見送ったことを後悔させるように、すんなりと抜けていってしまう場合もあります。

 

しかし、総合的に考えればその確率は50%をわずかに下回るものですから、総合的に考えればエントリーを見送る方が、最終的な利益は上がっていくのです。

 

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長期足のトレンドライン、水平線が離れた場所にある場合

 

では、同じような長期足のトレンドラインが少し離れた位置に、のしかかってきているような場合は、どうしたらよいのでしょうか?別の場面を考えてみましょう。

 

下のチャートをご覧ください

 

 

このチャートに示されていますように、長期のトレンドラインが先ほどとは違い、少し離れた位置で雲のように、のしかかっているのが分かります。

 

しかし、それとは対照的に今回も監視足の1時間足ではトレンドラインも、戻り高値を抜けて優秀な第一波が発生しています。

しかも、エリオット波動定規を当てたとしても、長期足のトレンドラインまでには、十分なスペースが確保できることが見て取れると思います。

 

このように、十分な上げ幅が見込める場合には、エントリーを行うことができます。

 

むしろ、こうした場面でいつも見過ごしてしまっていては、いつまでたってもエントリーを行うことはできません。

 

ただ、そこで常に頭の片隅に置いておかなければならないのは、相場全体の流れは下落トレンドであるということです。

 

ですから、その時のトレードはあくまで逆張りという状態なので、「いつ落ちてきてもおかしくない」という気持ちで相場を監視すると良いでしょう。

 

そして、以下のチャートの通り、監視足の上昇のトレンドが終わって下降トレンドに向かっていく時の方が長期足と目線がそろうので、全体的には勝率は爆発的に向上するということも忘れてはなりません。

 

 

ですから、こうした長期足の流れを知ってエントリーをするのと、全く考慮に入れずに目の前のチャートだけを意識しているのとでは、雲泥の差があるのです。

 

その為に、私たちは少なくとも週に1回は(例えば月曜日に)長期足の4時間足や日足のトレンドを確認し、そのことを監視足の1時間足のチャート上に記しておくのは良いことなのです。

 

では次回は、これまでお伝えしてきたこの手法が、いったいどれほどの勝率そして利益を上げることができるのかについて、確認してみることにいたしましょう。

 

実際に、過去検証を行ったリアルなデータをもとに、毎月どのぐらい稼ぐことができるのかについてお伝えしたいと思います。

 

どうぞご期待ください!

 

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まとめ

 

長期足は、その時の相場全体の流れを表している。

 

監視足の1時間足で、エントリーの条件が揃ったとしても、その行き先に長期足のトレンドラインや水平線などがないかどうかを確認する必要がある。

 

万が一近くにある場合には、エントリーを行わず、逆に、そこまで十分な距離を保っている場合にはエントリーを行うことができる。

 

しかし、エントリーできる場合でも、相場全体の流れは真逆であることを頭の片隅に置くことによって、よりプロに近いエントリーを行うことができる。

 

この手法の全貌を手っ取り早く知りたい方はこちら!

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本日も、最後までご覧くださり、本当にありがとうございました。

 

最速 FX のケンジでした。

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